着付け教室で利益を上げるためには、生徒数を増やすことが何より大切です。
そして、着付け師としても、利益を上げるためには、集客が必要ですよね。
現在、Web広告媒体による集客が主流となっています。
それではどんな集客方法があるのでしょうか?着付け師として集客を検討している方に解説しますので、是非参考にしてみてください。
着付けで開業したい方の悩み
着付けで開業したいと思っているけれど、いくつかの悩みを抱えていませんか?
- 「着物の着付けが好き!開業したいけど、ちゃんと収入を得られるか心配…。」
- 「集客や手続き面が不安だけど、みんなどうしてるんだろう…?」
- 「着付け師として働きたいけれど、フリーランスで集客をするにはどうしたらいいのだろう」
「着物離れ」が進む中、好きな着付けの仕事で開業したいけれど、集客ができなかったらどうしようって、不安が大きくて躊躇してしまう。そんなことはありませんか?
着付け師の需要は今後も拡大中
着物のファッション化や訪日外国人観光客の増加により、着付け教室は近年注目を集めているビジネスです。
大手企業・呉服店・個人事業者など経営スタイルを問わず、着付け教室の開業数・開講数も増加傾向にあります。
そして、着付け師として活躍するには、フリーランスとして独立したり、自宅開業や出張サービスなどの方法があります。
着付け師としての独立・開業には多様な方法があり、今ではどこかに所属しなくても、着付け師自体がさまざまな場所で活躍していることもあり、独立する際には方向性を定めてみてください。
出張着付けがおすすめの理由
よく聞かれる開業の仕方や、イメージされるのが、着付け教室ではないでしょうか。
しかし実は安定して稼ぐことができるのは、「出張着付け」のサービスで、こちらが注目を集めています。
出張着付けとは、お客様のところへ直接お伺いして着付けを行う、出張が前提となるサービスです。
出張着付けで開業するメリットはいくつかありますのでご紹介します。
店舗や教室などを借りる必要がない、自宅でやらなくてもいい
1つ目のメリットは、賃料をかけずに集客を始めることができるのと、どこかの店舗を借りる必要がないという点です。
店舗や教室を用意する必要がなく、着付けの技術があれば身一つで開業することができて固定費を減らすことができます。
あちこちで安定して需要がある
多くの人にとって、着物は成人式や卒業式などのライフイベントのときだけに身にまとう「特別な衣装」という位置づけですが、そういった方は、着付けを自分で行うことはできません。
したがって、レンタルする女性たちは着物を着る機会がめったにありませんから、着付けサービスを依頼します。
美容室で着付けてもらうのが一般的ですが、「早朝に美容院まで行く時間がない」っていう方も多いですし、「子供を家に置いて着付けに行けない」といった声もあるので、早朝に出張してくれる着付け師は需要があるのです。
出張着付けは、時間を少しでも短縮したい方や子育て中の方にとって、非常に魅力的なサービスであり、今後も需要が伸び続けると言えるでしょう。
毎回現場が変わる
出張着付けの場合、毎回現場が異なってきます。
当然、お客さんも違えば、仕上げや、着付けの内容も変わってきます。
毎度新鮮な気持ちで着付け師として働くことができるのと、お客さんに喜んでもらったときにやりがいを感じるという方もいらっしゃいます。
着付け師としての集客方法について
開業後、多くの方が苦戦するのは宣伝広告・集客についてです。
着付けの技術には自信があっても、集客や営業は向いていないかもしれないと考える人は少なくありません。
そこで、集客方法がいくつかありますので、ベストな方法をご紹介します。
Web集客がベスト、広告戦略で競合他社との差別化を図ろう
着付け師の集客ですが、今は誰でも着付け師をネットで探す時代です。
このため、Webでの集客が一番近道です。
着付け師でも、着付け教室でも、集客に取り組む場合、やはりWeb媒体は欠かせません。
ユーザーが着付け教室の情報を集める際、ほぼ確実にホームページを探します。
ホームページを持っていない場合、それだけで企業としての信頼性が低下するため、すぐに制作するべきです。
Webサイトや、ホームページがなければ、そもそも必要としている人にサービスを届けることができないので、自身のホームページを作ることからスタートしてみてください。
でも、自分でサイトを制作したことがなければ、やり方すらわからないと思います。
【ココナラ】は、「オンラインでの受発注」が可能で、クリエイターへの制作依頼から個人のお悩み解決までできる、スキルのオンラインマーケットです。
【ココナラで受発注できる例】
- 《似顔絵・イラスト・漫画》
SNSやTwitterのアイコン/キャラクター作成/2D・3Dモデリング - 《デザイン》
法人ロゴ/YouTubeヘッダー/チラシデザイン/名刺デザイン - 《Webサイト制作・Webデザイン》
ホームページ制作/ECサイト構築/WordPressカスタマイズ - 《ライティング・ネーミング》
ブログ記事作成/キャッチコピー提案/文章リライト
これらのことを制作発注することができるので、ココナラで制作発注することでWebサイトの集客スキルがなくても、格安でおまかせすることができます。
検討や依頼から納品まで、すべてネットで完結するのはもちろんですが、制作サンプルやレビューが掲載されているので比較が簡単です。
個人やフリーランスと直接取り引きできるので業者と比べてお得です。
実際にサービスを利用した方は多く、開業やこれから集客を考えている場合は、こちらでまずは相談をしているという方も少なくありません。
「パソコンが苦手で不安…」という方でも、安心してスタートできます。
SEO対策
SEO対策とは、自社のサービスを紹介するため、Googleの検索上位に表示されるような対策をすることをいいます。
ホームページのSEO対策を実行すれば、検索結果の上位に表示させて、アクセス数を増やすことができます。
逆にアクセスが少なければ、アクセスが伸びず、集客が期待できません。
「地域名+着付け教室」といったキーワードで検索される可能性が高いので、自社の商圏を踏まえて検索キーワードを選定して行ってみてください。
チラシ・ポスティングを使った集客方法でエリアマーケティングを行う
もっともオーソドックスなのは、チラシ・ポスティングを使った宣伝広告です。
しかし、着付け師をネットで比較できるいま、チラシやポスティングの費用対効果が高いとはいえないのも事実ですが、着付け師の集客では「エリアマーケティング」も大切です。
エリアマーケティングとは、市場を地域単位(都道府県・市区町村・経済圏など)に区切って、各地域の戦略を展開することを言います。
簡潔に言えば「地域に合わせてモノが売れやすい仕組みを作ること」です。
着付け師というのは、やはり出張できる範囲が限られてくることもあって、自社が集客できる範囲「商圏」を把握しておく必要があるのです。
今は、オンラインでポスティングや印刷を激安で発注することができるサービスもあります。
自社が地域ナンバーワンになれるポジションを確立しましょう。
まとめ
時代は変わり、着物を着る機会が減る中で、着付けは人に依頼するものだと考えている人は多く、着付け師の需要がなくなることはありません。
着付け教室の集客・広告戦略は現在、ホームページなどのWeb媒体による集客が主流となっています。
ですが、地域に出張していくサービスとして集客するなら、ポスティングチラシなどのアナログ媒体も依然有効です。
ただし、オンライン・オフラインの両面からアプローチする場合、最終的なゴールはWeb媒体に設定する必要があり、ホームページがなければ始まらないので、ぜひ参考にしてみてください。